
ちんちんがもっと勃起しやすくなるような食事ってなんだろう…?
手術とかせずに大きくならないかなぁ。
そう思うことは男性なら誰しも一度はあるかと思います。
この記事では、勃起と食事の関係を軸に、どのような栄養や生活習慣が勃起力に関わるのか、医師が説明します。
勃起力を上げる食事について、男性ホルモンや血流の考え方、栄養成分を踏まえ、具体的な食材や飲み物、日常習慣まで幅広く紹介しています。
気になる方はぜひご覧ください。
勃起 食事で意識されるポイントと、期待できる範囲
食事で勃起力が上がる仕組み
食事で勃起力が上がるのか?ということは、男性なら誰もが一度は考えたことがあるかと思います。
医学的な結論としては「上がる」と言えます。
ポイントは「男性ホルモン量を上げること」と、「血流を良くすること」で、この2つが勃起力を考えるうえでの基本的な軸になります。
食事だけで即時に変化するわけではない
一方で、「これを食べたら勃起する」という考え方は、ED薬に近く、特定の食事で直ちに変化が起こるとは言い切れません。
もし「すぐ勃起させたい」という目的が明確な場合は、ED薬を使用するほうが確実です。
勃起力についての食事での効果はどれぐらい?
食事は勃起力を上げると言ったものの、即時性を期待するのではなく、
食事と運動を組み合わせ、生活習慣全体を整えていくことで、じわじわ効果が出てくるイメージになります。
分かりやすく表現すると、「おちんちんに栄養を与える」ということです。
生活習慣という観点からも、勃起に関わる栄養素を取ること自体は大切で、
普段からお菓子や揚げ物を選ぶ場面がある場合には、「こちらを選んでおくとよい」という捉え方になります。
勃起力に関わる食事の例と効果
ウナギに含まれる成分と勃起力との関係
夏場にスタミナが落ちたときの食事として、ウナギが挙げられることがあります。
そんなスタミナ食として知られるウナギについて、どのような成分が勃起力と関係するのでしょうか。
ウナギがスタミナ食として挙げられる理由
勃起力との関係で見ると、ウナギには「男性ホルモンの材料とされる亜鉛」と、「血流を上げるアルギニン」の両方を含んでいることがポイントになります。
この2つの要素を同時に含むことが、ウナギが優秀だとされる理由です。
アルギニンと血流に関する説明
アルギニンは体内で代謝されると、シトルリンと一酸化窒素に変換されます。
一酸化窒素は血管を拡張するように働き、血の巡りや血流が良くなることが期待されています。
そのため、アルギニンを多く含むウナギは血流を上げることで勃起力を上げる作用があります。
亜鉛の位置づけと現実的な注意点
亜鉛は「セックスミネラル」と呼ばれることもあり、男性の精液や男性ホルモンの元になるとされています。
男性が摂取したほうがよいミネラル・サプリの中でもNo.1におすすめてしています。
ウナギには上記のように亜鉛とアルギニンの両方が含まれているため、勃起力を上げることに役立つ食材となります。
ただ、毎日食べるとなると費用面の負担が大きいことが玉に瑕ですね。
スイカに含まれる成分と血流の話題
一節にはスイカの種に栄養があるという話題が出ることがありますが、実はスイカ自体もかなり良い食材です。
血流を上げる効果のあるシトルリンが豊富に含まれていて、とくに水分が不足しがちな夏は積極的に摂ることがおすすめです。
山芋・バナナと食事の取り入れ方の例
山芋とDHEAに関する説明
ネバネバした食材は体に良いという話題も良く聞き、その中でも山芋が挙がることがあります。
山芋にはDHEAが豊富に含まれ、副腎で作られる少し珍しいタイプの男性ホルモンの原料になります。
そのため、山芋は男性ホルモン量を上げる効果で勃起力を高めます。
山芋の取り入れやすさと日常的な食べ方
山芋は居酒屋から蕎麦屋などでも提供されるなど、日本人におなじみで日常的に取り入れやすい食材です。
すりおろしてご飯にのせるといった食べ方も一般的で、継続しやすい点が特徴です。
バナナの効果と目安量、組み合わせ例
ペニスの暗喩としてよく使われるバナナ。
実はバナナもアルギニンを多く含んでいるので、勃起力に良い食材になります。
ウナギと同じくアルギニンによる血流改善が期待され、勃起力との関係が説明されています。
飲み物・水分摂取の話題と、量や注意点
栄養ドリンクに関する考え方と注意点
エナジードリンクや赤マムシなどの栄養ドリンクも、アルギニンを含むことから、勃起力が上がる作用があります。
一方で、カフェインも多く含まれているため、飲みすぎると中毒になりやすく、適量が大切です。
何本も飲むことはおすすめしません。
コーヒーとカフェインに関する話題
コーヒーについては、含まれるカフェインが男性ホルモンを上げるというデータが一応あります。
ただし、1日3杯以上は多い可能性があり、カフェインの中毒性も踏まえると、1日1杯から2杯程度が目安とされています。
水分摂取と血流の関係、目安量
意外なものとして水分摂取も勃起と関係があります。
脱水状態になると血管の中が乾いた状態になり、血流が悪くなります。
そのため、血流が悪いと勃起力も下がるため、水分をしっかり取ることが重要です。
目安は1日2L程度で、食事から約1Lの水分を取っているため、そこにプラスして1Lから1.5L程度飲むとちょうどよい、という説明になります。
この観点からも、利尿作用のあるカフェインを含むエナドリやコーヒーは飲みすぎないように併せて注意しましょう。
食事以外の要素と、改善しない場合の考え方
空腹・満腹やリラックス状態と勃起の関係
食事内容とは別に、空腹か満腹か、リラックスできているかどうかは勃起に影響するのしょうか。
「空腹だから勃ちやすい」という考え方は医学的にはないとされています。
朝立ちが起こることはあっても、空腹かどうか自体は大きな要因ではない、という整理です。
一方で、お腹が満たされていると自律神経のバランスが副交感神経優位になることでリラックスしやすく、勃起しやすくなる可能性はあります。
ただし、これは「満腹であれば勃起する」という意味ではありません。
あくまでリラックスしていると勃起しやすい、ということなので、適度な満腹度でリラックスしやすい状態で臨みましょう。
疲労時に起こる反応としての考え方
強い疲労があるにもかかわらず、性欲や勃起が起こる現象、いわゆる「疲れマラ」と呼ばれる状態について。
解放感による性欲の高まり
夜勤明けや当直明け、手術後など、強い緊張や負担が終わったタイミングで性欲が高まることがあります。
しんどい状況が終わったことによる解放感で性欲が高まり、勃起に繋がるとされています。
疲労・ストレス時の興奮と勃起
疲労時にはイライラしやすく、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが高まることがあります。
その際にドパミンも分泌され、脳が興奮しやすい状態になることで、結果として勃起につながる、ということです。
解放によるリラックスか、疲労による興奮か、いずれかのパターンで「疲れマラ」が起こります。
運動・生活習慣と、食事で改善しない場合の選択肢
食事だけでの改善には限界がある場合もあり、運動や生活習慣、医療的な対応を含めて考える必要があります。
運動量と体重変化の目安
勃起力を上げるには、食事とあわせて、運動もとても重要になり。
具体的な目安としては、1回30分程度の有酸素運動を週3回以上行うことです。
実際に、体重が現在より10%程度減少すると、勃起力が上がったと実感する方が多い実感があります。
自分で変えられるEDリスク要因
EDのリスクの中には自分の努力で見直せる要素もあり、代表的なものとして運動不足に加えて、タバコ、肥満の3つが挙げられます。
喫煙習慣や体重増加、運動量の少なさは、血流やホルモンバランスに影響すると考えられています。
思い当たる点がある場合は、少しずつでも生活習慣を見直してみるのはいかがでしょうか?
食事・水分・運動を踏まえた次の選択肢
食事、水分摂取、運動といった生活習慣を整えてもなかなか改善が見られない場合や、すぐに効果が欲しい場合には、ED薬の使用が選択肢になります。
また、男性ホルモンが著しく低い場合には、男性ホルモン補充といった医療的対応が必要になるケースもあります。
その場合は、病的な可能性も含めて診察を受けたうえで治療を進めていくことになります。
勃起力を支える食事と生活習慣の考え方
本記事では、勃起と食事の関係を「男性ホルモン」と「血流」という2つの軸からご紹介しました。
亜鉛やアルギニンを含むウナギ、血流に関係するシトルリンを含むスイカなど、
食事によって勃起力が支えられる可能性はありますが、特定の食材を食べることで即時に変化が起こるものではなく、日常的な栄養の積み重ねが重要です。
さらに、食事以外で勃起力に関係する要素として、空腹・満腹やリラックス状態、疲労時の反応、運動や体重管理などもありました。
また、食事・運動・睡眠といった基本的な生活習慣を見直して、時間をかけて少しずつ勃起力を上げていくことが前提となりますが、「すぐに改善したい!」という場合はED薬もあります。
気になる方は、ぜひ一度お近くの医療機関を受信し、体質や状態に合う方法を相談してみてはいかがでしょうか?
参考
監修
淺川 純平
Revios MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医
泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。