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2026.05.05

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シアリスが市販化!勃起薬としての特徴と薬局購入時の注意点を解説

シアリス市販化 薬局で買えるようになるこの勃起薬、めちゃスゴイです Reviosメンズクリニック総院長 浅川純平

シアリスの市販化が2025年9月に承認されました。

ただし、一般的な市販薬のように自由に手に取って購入できるわけではなく、薬剤師による確認が必要です。

本記事では、シアリスの成分や持続時間、副作用、使用できないケースに触れながら、薬局購入とクリニック受診の違い、オンライン診療での対応まで解説します。

 

シアリスの市販化とは?

シアリスの市販化により、これまで医療機関での診察と処方が必要だったED治療薬を、薬局でも購入できるようになります。

ただし、一般的な市販薬のように自由に手に取って購入できるわけではなく、薬剤師による確認などの販売条件があります。

 

薬局で購入できるようになる変化

ED治療薬はこれまで、病院やクリニックで医師の診断を受け、処方されたうえで購入する形が基本でした。

病院・クリニックは診察時間が限定的なことが多く、薬局で購入できるようになることは大きな変化です。

 

シアリスが薬局で買えるようになることで、必要なタイミングに合わせて入手しやすくなります。

 

シアリスを薬局で購入する時に必要な確認と販売条件

シアリスを薬局で購入する際に必要な確認と販売条件

シアリスは、薬局で自由に手に取って購入できる薬ではなく、要指導医薬品として薬剤師による面談と安全確認が必要です。

医師の診断と処方が前提だった薬を、薬剤師の確認を経て購入できるようになるため、従来より入手しやすくなります。

一方で、薬剤師が不在の時間帯など、24時間いつでも購入できるわけではありません。

 

シアリスの容量・価格について

シアリスを薬局で購入できるようになるのは2026年秋頃となる可能性が高そうです。

クリニックなどで処方するシアリスの容量には2.5mg、5mg、10mg、20mgがあります。

その中で、薬剤師は容量の選択ができないこと、パッケージコストなどを考えると、市販では10mgのみになる可能性が高そうです。

 

価格については、薬剤師による対応費用も含まれるため、クリニックより高くなる可能性があります。

 

シアリス市販化の背景と安全性

シアリスが市販化される背景には、薬そのものの安全性に加え、ED患者数の増加や個人輸入による健康被害への対策があります。

薬局で購入できるようになることは利便性の向上につながる一方で、使用できない人や併用できない薬があるため、安全確認が必要です。

 

シアリスの安全性

シアリスだけが市販化される理由はいくつかありますが、最も大きいのは安全性です。

安全でない薬を薬剤師の問診だけで販売することは危険です。

シアリスはその点で、デイリータダラフィルとして毎日服用することも推奨されるほど、安全性が高い薬です。

 

ただし、併用禁忌や使用できない人もいるため、薬剤師による確認は必要です。

 

ED患者の増加とサポートの必要性

40代以降の2人に1人がED

シアリスが市販化される背景には、ED患者数の増加もあります。

日本では約1400万人がEDといわれており、軽度も含めると40代以降では2人に1人が該当します。

 

さらに、20代のEDも増えており、2026年の性機能学会でも問題視されていました。

EDが増えると性行為ができない男性が増え、出生率の低下にも影響します。

そのため、国としてもED治療への介入を進める意図があると考えられます。

 

個人輸入による健康被害を抑える目的

シアリスの市販化には、個人輸入による健康被害を抑える目的もあります。

個人輸入では、偽物や不純物が混入した薬による健康被害が問題となることがあります。

過去には死亡事故も報告されており、シアリスが市販化されることは良い薬を正規の流れで購入しやすくなるという点で、非常に良い変化です。

 

シアリスの成分・効果・副作用の特徴

シアリスは飲むだけでは勃起しない 必ず性的な刺激が必要

シアリスは、有効成分タダラフィルを含むPDE5阻害薬です。

効果の持続時間が長いことが特徴ですが、服用すれば自動的に勃起する薬ではありません。

作用の仕組みや副作用、使用できないケースを理解したうえで使う必要があります。

 

シアリスの有効成分と作用の仕組み

シアリスは商品名であり、有効成分はタダラフィルです。

PDE5阻害薬という分類で、バイアグラやレビトラと同じ種類の勃起薬になります。

 

勃起に必要なサイクリックGMPという物質がありますが、PDE5はサイクリックGMPを分解し勃起を終わらせる働きを持ちます。

このPDE5を阻害することで、勃起を維持させるのがシアリスの作用です。

 

ただし、服用しただけで勃起するわけではありません。

性的刺激があって反応する薬であり、精神的に依存したり飲むだけで興奮したりするものではありません。

 

シアリスの持続時間と他ED薬との違い

シアリスの特徴は持続時間の長さで、約36時間効果が持続します。

ただし、36時間ずっと勃起しているわけではありません。体内に薬が残り、性的刺激があれば反応する状態が続くというものです。

 

また、シアリスは安全性が高く、毎日服用も可能とされています。

65歳以上でも高用量から使用可能とされており、他の勃起薬より年齢制限が緩い特徴があります。

バイアグラやレビトラは効果発現が早く、副作用も出やすいため、高齢者は少量からしか処方できません。

 

また、過去の使用体験や心理的な要因も影響します。

初めて勃起薬を使用する場合は、複数の薬を少量ずつ試して、自分に合うものを確認する方法もあります。

 

シアリスが使用できないケースと副作用・服用目的の違い

シアリスは、すべての人が使用できるわけではありません。

血圧に関わる薬のため、直近で心筋梗塞や脳梗塞を起こした方、硝酸薬を使用している方は使用できません。

 

シアリスに関わらず勃起薬の副作用としては、血管拡張による頭痛や顔のほてりなどがあります。

シアリスは、これらの副作用が比較的少ない傾向があります。

 

シアリスの薬局購入とクリニック受診の使い分け

シアリスを薬局で購入できるようになることは、ED治療の入口が広がる点でメリットがあります。

一方で、薬剤師が行うのは安全確認であり、EDの原因を診断したり、根本的な治療方針を立てたりする役割とは異なります。

 

安全確認と診断の違い

薬剤師が行うのは安全確認であり、診断は医師が行うものです。

EDの原因は多岐にわたり、男性ホルモン低下、糖尿病、脂質異常症、高血圧、服用薬、神経疾患や、メンタル起因のものなどがあります。

原因の特定や根本治療は、クリニックでしかできず、市販薬はあくまで入口としての役割です。

 

対症療法的にED薬を使うのは良いことではありますが、根本解決しない場合はどんどん悪化してしまうリスクもあります。

ED薬が効きづらくなってきた、EDそのものを治したい、もっと状態を良くしたいという方は、お近くの泌尿器科クリニックの受診をおすすめいたします。

 

まとめ

シアリスの市販化では、薬局で購入できる利便性が広がる一方、要指導医薬品として薬剤師の面談が必要です。

安全性やED患者の増加、通販の偽物による健康被害の抑制も背景にあります。

成分や持続時間、副作用、使用できないケースを理解したうえで、あなたに合う薬局購入とクリニック受診の使い分けを検討してみましょう。

 

Reviosメンズクリニックではオンライン診療も実施

当院ではオンライン診療も行っており、ED薬、デイリータダラフィル、性病予防薬、AGA薬を提供しております。

自宅から診察を受け、即日発送で薬が届きます。

利用方法は、Reviosメンズクリニック心斎橋院のLINEを追加し、予約ボタンから可能です。

お悩みがある方は一度ご相談ください。

 

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参考

 

監修

ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医 淺川 純平

 

淺川 純平
Reviosメンズクリニック総院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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