【ReVIOS】(レヴィオス)メンズ美容クリニック

ドキシペップ解説!医師監修による性感染症予防に効果的な使い方とよくある質問

内服する男性

 

性感染症(STD)の新たな予防法として関心を集めている「ドキシペップ」。一体どんなものかご存知でしょうか。

 

この記事では、梅毒・クラミジア・淋病などの性感染症の予防に用いられるドキシペップの効果的な使用方法、副作用、注意点、よくある質問などを解説します。性感染症予防のために正しい知識を身につけて、健康で安心できる生活を送りましょう。

 

ドキシペップを使用したいと考えている方は、必ず医療機関を受診し、定期的な診察・検査を受ける必要があります。ReVIOS大阪梅田院では平日夜20時まで診療を行っており、ドキシペップの即日処方が可能です。ぜひご相談ください。

 

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ドキシペップとは

ドキシペップは、性感染症を予防する目的で内服するお薬のことです。ドキシサイクリン(ビブラマイシン)というお薬を、性行為の後に内服します。

 

日本ではまだ浸透していませんが、とくに梅毒・クラミジア感染症・淋菌感染症(淋病)に対して有効な予防法であり、注目されています。

 

性行為後に性感染症対策ができる

ドキシペップは、性行為後72時間以内に服用することで、特定の性感染症の予防に役立つ可能性があります。

 

ドキシペップは効果の高い性感染症予防の方法ですが、ドキシペップだけですべての性感染症を必ず予防できるわけではありません。

 

性感染症の予防策としてはコンドームの使用が最もポピュラーですが、コンドームだけでは防ぎきれないオーラルセックスによる感染もあります。そのため、性感染症の対策方法としてコンドームとドキシペップを併用するのがおすすめです。

 

ドキシペップは抗生物質

ドキシペップは抗生物質であるため、医師から処方を受け、医師の指示に従って適切に使用することが重要です。自己判断で使ってはいけません。

 

飲み方を変えたり、注意事項を守らずに使ったりすることは避けましょう。

 

ドキシペップで予防できる性感染症と効果

ドキシペップは、特定の性感染症の予防に用いられる抗生物質ですが、すべての性感染症の予防に効果があるわけではありません。

 

ドキシペップを使用する場合も、感染の機会を減らすための他の予防策(コンドームの使用など)と併用するようにしてください。

 

予防できる性感染症:梅毒・クラミジア・淋病

ドキシペップを使用すると、以下の3つの性感染症が予防できると報告されています。

 

●梅毒
●クラミジア感染症
●淋菌感染症(淋病)

 

ドキシペップによる性感染症予防の効果

海外で行われた複数の研究の結果から、性行為後72時間以内にドキシペップを服用すると、梅毒とクラミジアは70~90%程度、淋病は50~60%程度予防できると言われています。

 

ドキシペップはこんな方におすすめ

ドキシペップは以下のような方におすすめです。

 

●オーラルセックスを含む性行為をする可能性がある方
●複数のセックスパートナと性行為をする可能性がある方
●過去に梅毒・淋菌・クラミジアなどの性病に感染した経験がある方
●コンドームを付けずに性交渉をした方
●風俗・AV業界などで働いており、感染機会の多い方
●性的サービス店を利用する機会のある方

 

ドキシペップの正しい服用方法

ドキシペップは、医師の指示に従って正しく服用することが重要です。自己判断で服用量やタイミングなどを変更しないでください。

 

服用タイミング

性感染症の予防としてドキシペップを服用する場合、性行為の後72時間以内に内服してください。

 

通常はできるだけ早く(24時間以内が目安)に服用します。24時間を経過していても、72時間以内であれば性感染症の予防効果が期待できると考えられています。

 

服用期間

1回の性行為に対して1回の内服を行うことで予防できます。しかし、次の方は定期的に内服することをおすすめしますので、医師にご相談ください。

 

●風俗・AV業界などの性的サービスに従事している方
●性的サービス店を利用する機会のある方
●複数のセックスパートナと性行為をする可能性がある方

 

ドキシペップの内服とともに性病検査も重要

ドキシペップの使用により一定の性感染症予防効果が見込めますが、すでに性感染症に感染している場合、予防はできません。ドキシペップの処方前に必ず性感染症の検査を受けるようにしましょう。

 

性感染症は早期発見・早期治療がきわめて重要な病気です。発見や治療開始が遅れると重い症状や不妊などの後遺症に悩まされることも少なくありません。

 

ReVIOS大阪梅田院では、性感染症のスピード検査にも対応しています。くわしくは以下のページをご覧ください。

 

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ドキシペップの副作用とおすすめしない方

ドキシペップは効果的な抗生物質ですが、服用によって副作用が生じる可能性があります。

 

副作用の発生頻度や症状には個人差がありますので、医師に相談しながら服用するようにしてください。

 

主な副作用

ドキシペップの主な副作用の例として、以下のようなものが挙げられます。

 

●消化器の症状:下痢・吐き気、食道びらん、腫瘍
●中枢神経の症状:めまい・頭痛
●皮膚の症状:光線過敏症、発疹 など

 

もしもこれらの症状が現れた場合は、服用を中止し、医師に相談してください。初めての服用時や内服回数が少ない方に起こりやすい傾向があります。

 

他のお薬やサプリメントを使用している場合

ドキシペップの使用にあたって、他に服用しているお薬があったり、サプリメントを使用していたりする場合は医師に必ず伝えてください。自己判断で併用すると、予期せぬ副作用が生じる可能性があります。おくすり手帳やサプリメントの情報がわかるものを受診時に提示できると安心です。

 

とくに以下にあてはまる方は注意が必要です。

 

●糖尿病で血糖降下薬を服用している方
●てんかんのお薬を服用している方
●結核のお薬を服用している方
●カルシウム・マグネシウムのお薬を処方され、服用している方

 

ドキシペップをおすすめしない方

以下に該当する方は、ドキシペップの使用をおすすめできません。他の予防法を検討する必要があります。

 

●ドキシペップへのアレルギーをお持ちの方
●重篤な肝疾患や腎疾患をお持ちの方
●光線過敏症の方

 

上記に該当する方は、必ず医師に相談してください。

 

ドキシペップ使用に関する注意点

ドキシペップは性感染症の予防に一定の効果がありますが、万能薬ではありません。

 

また、服用後も定期的な検査を受けることが重要です。

 

他の予防法と併用する

ドキシペップは性感染症の予防に役立ちますが、100%の予防効果を保証するものではありません。コンドームの使用などの物理的な予防策と併用することで、より高い予防効果が期待できます。

 

コンドームは、HIV・淋病・クラミジア・梅毒など、多くの性感染症の予防に効果的です。ドキシペップとコンドームを併用することで、性感染症のリスクを大幅に減らすことができます。

 

定期的に検査・診察を受ける

ドキシペップを服用していても、性感染症に感染する可能性はゼロではありません。定期的に性感染症の検査を受けることは非常に重要です。

 

とくに、複数の相手と性交渉を持つ場合や、相手が性感染症に感染している可能性がある場合は、必ず検査を受けましょう。早期発見・早期治療が、性感染症の重症化を防ぐ鍵となります。

 

症状がなくても性感染症に感染している場合があるため、定期的な検査は不可欠です。

 

定期的に性病検査を受け、万が一性感染症の症状が現れた場合はただちに泌尿器科を受診してください。

 

【関連記事:梅毒の可能性が高い4つの症状とは?初期から潜伏期の特徴、検査・治療を解説

 

【関連記事:排尿時に痛みがある…代表的な3つの病気と男性にみられる症状・治療を解説

 

複数回・継続的に使用する場合の間隔

ドキシペップを複数回または繰り返し使用する場合は、状況に合わせて医師が適切な服用方法や間隔を指導します。

 

ドキシペップを継続的に服用する場合、間隔を30時間以上あける必要があります。体調や体質・既往だけでなく、働き方やライフスタイルによって適切な服用パターンは異なります。

 

ドキシペップを使用する際のよくある質問

ドキシペップの使用に関する、よくある質問と回答をまとめました。

 

ドキシペップはドラッグストアや薬局で購入できますか?

ドキシペップは医師の処方が必要な医薬品です。そのため、ドラッグストアや薬局で購入することはできません。医療機関を受診し、医師の診察と処方を受けてください。

 

性感染症が心配な場合は、性感染症の検査・治療に対応している医療機関を受診しましょう。

 

服用後に飲酒は可能ですか?

ドキシペップ服用後の飲酒は、副作用を増強する可能性があるため控えることが推奨されます。どうしても飲酒が必要な場合は、医師に相談しましょう。

 

予防効果はどのくらい持続しますか?

ドキシペップは性行為後72時間以内に服用することが推奨されており、性行為からそれ以上の時間が経過している場合は性感染症の検査・診断を受けましょう。

 

また、一度の服用で全ての性感染症を予防できるわけではないため、複数回の性行為がある場合はその都度服用が必要となる可能性があります。必ず医師の指示に従ってください。

 

旅行前に服用する際の注意点

旅行前にドキシペップを服用する場合、以下の点に注意してください。

 

●渡航先の感染症リスクについて事前に確認し、医師に相談しましょう。
●ドキシペップは全ての性感染症を予防できるわけではありません。他の予防策と併用することが重要です。
●服用中に体調不良を感じた場合は、すぐに医師に相談してください。
●必要な量を処方してもらい、旅行期間中に足りなくなることがないようにしましょう。

 

ドキシペップの効果的な服用タイミングは?

性行為後できるだけ早く、できれば24時間以内には服用するのがおすすめです。遅くとも72時間以内に服用してください。

 

副作用が心配です。どうすれば良いですか?

副作用が心配な場合や服用後に体調の変化があった場合は、自己判断せず医師に相談してください。

 

これから処方を受ける場合は、既往や体質について正しい情報を医師に伝え、指導を受けましょう。

 

ドキシペップで予防できるのに、性感染症の検査は必要ですか?

ドキシペップを内服する場合でも、既に感染した性感染症には効果がなく、症状のない感染を発見するために検査は必須です。

 

ReVIOS大阪梅田院は泌尿器科専門医がドキシペップの処方や性感染症の診察を担当しているため、安心して性感染症の検査を受けることができます。

 

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梅毒の感染者が増えていると聞きます。ドキシペップを飲んでいたら安心ですか?

ドキシペップは梅毒の予防に効果がありますが、100%の予防効果を保証するものではありません。

 

ドキシペップを服用していても、コンドームの使用など他の予防策の併用と定期的な検査が必要です。

 

HIV(エイズ)もドキシペップで防げますか?

ドキシペップはHIV(エイズ)の予防には効果がありません。HIV(エイズ)の予防には、コンドームの正しい使用が効果的です。

 

ドキシペップで予防できるのは梅毒・クラミジア感染症・淋菌感染症(淋病)などです。

 

ドキシペップの即日処方が可能なReVIOS大阪梅田院へご相談を

梅毒・クラミジア感染症・淋菌感染症(淋病)を防ぐドキシペップは、医師の処方と検査が必要なお薬です。

 

メンズ専門クリニックReVIOS大阪梅田院では性感染症の検査とドキシペップの即日処方が可能で、オンラインで予約・相談が可能です。
※性感染症外来では診断のため、初診時、再診時ともに尿検査が必要となります。

 

平日20時まで検査・診察・処方が受けられ、JR大阪駅中央口から徒歩1分。梅田エリアの各路線の駅直結で雨に濡れることもありません。来院から最短30分で診察を終えられ、仕事帰りにも気軽に受診できます。

 

ReVIOSの診察は完全個室で行われ、泌尿器科専門医の診察が受けられるメンズ専門クリニックなので安心。保険診療にも対応しています。検査内容も相談が可能です。くわしくは以下のページをご覧ください。

 

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参考

・Laura H. Bachmann, MD, Lindley A. Barbee, MD, Philip Chan, MD, Hilary Reno, MD, Kimberly A. Workowski, MD, Karen Hoover, MD, Jonathan Mermin, MD, Leandro Mena, MD, (2024, June 6). CDC Clinical Guidelines on the Use of Doxycycline Postexposure Prophylaxis for Bacterial Sexually Transmitted Infection Prevention, United States, 2024, MMWR. CDC.

・CDC. Doxy PEP for Bacterial STI Prevention

 

監修

 

淺川 純平
ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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