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2025.11.06

ドクターコラム

AGA治療薬の副作用を徹底解説|不安を解消して安全に治療を始める方法

「AGA治療を始めたいけれど、副作用が心配で踏み出せない」という悩みを抱えていないでしょうか。

ネットで検索すると、性機能の低下や初期脱毛といった副作用の情報が目に入り、不安が募るのも無理はありません。

 

しかし、AGA治療薬の副作用は、正しく理解すれば過度に恐れる必要はありません。

発生頻度は数%程度で、多くの場合は軽度です。

 

この記事では、AGA治療薬の主な副作用について、泌尿器科専門医の視点から詳しく解説します。

 

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AGA治療薬とは?副作用が起こる理由

AGA治療薬は、男性ホルモンに働きかけることで脱毛を抑制したり、血行を促進して発毛を促したりする薬です。

 

一方で、こうした作用により体内のホルモンバランスや血流に影響が及ぶため、副作用が発生する可能性があります。

 

ただし、副作用の頻度は数%〜十数%程度で、多くの場合は軽度です。

医師の適切な管理下で治療を進めることで、リスクを最小限に抑えられます。

 

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AGAとは?気になる原因と仕組みを解説

 

AGA治療の主な副作用

AGA治療薬には、以下の7つの代表的な副作用があります。

それぞれの症状について、発生する理由と対処法を詳しく見ていきましょう。

 

①初期脱毛

治療開始後1〜2ヶ月の間、一時的に抜け毛が増える現象を「初期脱毛」と呼びます。

治療を始めたのに髪が抜けると不安になるかもしれませんが、これは新しく健康な髪が生えてくる準備段階であり、治療効果の表れともいえます。

 

発毛のサイクルが正常化する過程で、休止期にあった古い髪が抜け落ち、成長期の新しい髪に生え変わるために起こる現象です。

 

通常、2〜3ヶ月で落ち着き、その後は徐々に発毛効果を実感できるようになります。

初期脱毛が起こったからといって治療を中断せず、継続することが重要です。

 

②性欲減退

男性ホルモンの働きを抑制する薬剤(フィナステリド、デュタステリドなど)の影響で、性欲が低下することがあります。

 

男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版によれば、発生頻度は数%程度とされており、症状の程度には個人差があります。

 

気になる症状が現れた場合は、自己判断で服用を中止せず、まず医師に相談することが大切です。

減薬や休薬で改善するケースもあり、適切に対応すれば治療を継続できる可能性があります。

 

③勃起不全(ED)

性機能に関わるホルモンバランスの変化により、勃起しにくくなる症状が現れることがあります。

 

性欲減退と同様、フィナステリドやデュタステリドなどの服用によって生じる可能性がある副作用です。

 

症状が気になる場合は医師に相談し、ED治療薬の併用を検討することも可能です。

 

Reviosでは泌尿器科専門医が在籍しているため、AGAとEDの両方を総合的に診ながら、治療プランをご提案しています。

 

④肝機能障害

AGA治療薬は肝臓で代謝されるため、肝機能に負担がかかる場合があります。

 

肝機能障害がある方は、使用に際して特に注意が必要です。

なお、肝機能障害の発生率は1%前後であり、確率としては高くありません。

 

いずれにしても、定期的な血液検査で肝機能をチェックしながら治療を進めることが重要です。

 

⑤多毛症

ミノキシジルの使用により、髪だけでなく体毛も濃くなることがあります。

ミノキシジルは血行を促進して毛母細胞を活性化させるため、頭髪以外の部位にも発毛効果が現れることがあるのです。

 

気になる場合は、医療脱毛などの対応を検討しましょう。

Reviosでは医療脱毛も提供しているため、AGA治療と並行して体毛のケアも相談可能です。

 

⑥頭皮のかゆみ・かぶれ

AGA治療の外用薬の使用により、頭皮に赤みやかゆみが出ることがあります。

外用薬に含まれる成分に対するアレルギー反応や、肌への刺激が原因となる場合が多いです。

 

症状が続く場合は使用を一時中断し、医師に相談する必要があります。

濃度の調整や、内服薬への切り替えなど、別の治療法を検討します。

 

⑦動悸・血圧の変化

特にミノキシジルには血管拡張作用があるため、動悸や血圧の変動が起こることがあります。

もともと高血圧や低血圧の治療薬として開発された経緯があり、循環器系への影響が出る可能性は理解しておく必要があります。

 

循環器系の持病がある方は、使用前に必ず医師に相談することが大切です。

内服薬と外用薬はそれぞれ特徴が異なるため、状況に応じて使い分けることも検討しましょう。

 

AGA治療薬ごとの副作用の違い

AGA治療薬には主に3種類あり、それぞれ作用メカニズムが異なるため、副作用の傾向も異なります。

自分に合った薬を選ぶためにも、各薬剤の特徴を理解しておきましょう。

 

フィナステリド(プロペシア)

フィナステリドは、毛髪の成長を妨げる男性ホルモンの一種に作用し、抜け毛を防ぐ薬です。

AGAの進行を抑制し、発毛のサイクルを正常にする働きがあります。

 

主な副作用:

  • 性欲減退や勃起不全といった性機能への影響が主な副作用で、承認時の副作用発現率は全体で4.0%(276例中11例)
  • 肝機能障害のリスクもあるため、定期検査が必要
  • 女性や子供が誤って触れないよう、厳重な管理が求められる

 

Reviosでの料金:

  • 1ヶ月 5,400円(税込5,940円)
  • 3ヶ月 14,000円(税込15,400円)

 

デュタステリド(ザガーロ)

デュタステリドは、フィナステリドよりも薄毛の進行を抑制する効果が強い薬です。

生えてきた毛髪も太くしっかりしたものに成長するため、ボリュームアップ効果も実感しやすくなります。

 

主な副作用:

  • プロペシアよりも効果持続時間が長い分、副作用の発生率も若干高く承認時の副作用発現率は全体で約17%(557例中95例)
  • 性機能低下や肝機能への影響に注意が必要
  • フィナステリド同様、女性や子供への接触を避ける必要がある

 

Reviosでの料金:

  • 1ヶ月 6,500円(税込7,150円)
  • 3ヶ月 18,000円(税込19,800円)

 

関連記事

フィナステリドからデュタステリドの違いとは?効果や副作用を比較

 

ミノキシジル

ミノキシジルは、血行を促すことで毛母細胞に栄養を届け、発毛を活性化させる薬です。

細くなってしまった毛を太くする働きがあり、外用薬と内服薬(日本国内では未承認)の2種類あります。

 

主な副作用:

  • 外用薬では頭皮のかゆみ・かぶれが主な副作用で、副作用発現率は全体で8%前後(3,072例中271例)
  • 内服薬は日本国内では未承認で、正確な副作用の発生率は不明
  • 高血圧や循環器系疾患のある方は、使用前に必ず医師に相談する必要がある

 

Reviosでの料金:

  • 外用薬5%: 1ヶ月 6,500円(税込7,150円)
  • 外用薬15%: 1ヶ月 10,000円(税込11,000円)

 

副作用が出た時の対処法

副作用が現れた場合、最も重要なのは「自己判断で服用を中止しない」ことです。

急に薬を止めると、かえって症状が悪化したり、せっかく改善してきた髪の状態が元に戻ったりする可能性があります。

 

適切な対処法:

  1. まずは医師に相談して、専門的な判断を仰ぐ
  2. 薬の減量や変更を検討して改善を図る
  3. EPIBIRTHの検討、外用薬から内服薬への切り替えなど治療法そのものを見直す

 

AGA治療薬に限らず、医薬品は用法用量を守り、健康被害を防ぐためにも医師の指導に従って治療を進めましょう。

 

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AGA最新治療とは?従来の治療法との違いを解説

 

ReviosクリニックのAGA治療の特長

Reviosでは、泌尿器科専門医が男性の体を総合的に診ながらAGA治療を行っています。

 

フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルといった医学的に承認された治療薬を使用し、患者様が安全に治療を進められるよう努めています。

 

また、内服薬の副作用が気になる方には、「EPIBIRTH」も提供しています。

EPIBIRTHは発毛遺伝子を修復することで発毛周期を正常化する新しい治療法で、内服薬の副作用リスクを抑えながら治療を進められます。

 

不安なことがあれば、まずはReviosの無料カウンセリングで気軽に相談してください。

発毛治療 (EPIBIRTH) | Revios(レヴィオス)men’s clinic

 

AGA治療の副作用に関するよくある質問(FAQ)

AGA治療を検討する際、多くの方が副作用について不安を感じています。ここでは、よくある質問にお答えします。

 

副作用はどのくらいの確率で起こりますか?

プロペシア(フィナステリド)で約4%、ザガーロ(デュタステリド)で約17%、ミノキシジル外用薬で約8%と報告されています。

多くは軽度で、医師の管理下で治療を続けることが大切です。

 

副作用が出たら治療は中止すべきですか?

自己判断での中止は避け、まず医師に相談しましょう。

減薬や薬の変更、治療法の見直しで改善できるケースが多く、Reviosでは副作用が出た場合も迅速に対応できるよう心がけています。

 

個人輸入の薬は危険ですか?

個人輸入の薬は品質・安全性が不明で、偽造品や不純物混入のリスクがあります。

副作用が出ても医師のサポートを受けられないため、必ず医療機関で処方を受けてください。

 

まとめ|正しい知識で安心のAGA治療を

AGA治療薬には副作用のリスクがありますが、正しい知識を持ち、医師の管理下で治療を行えば安全に薄毛改善が目指せます。

 

副作用の発生頻度は数%〜十数%程度で、多くの場合は軽度で対処可能です。

Reviosでは、泌尿器科専門医による定期的な血液検査とサポート体制で、安心して治療を続けられる環境を整えています。

 

不安なことがあれば、予約不要の無料カウンセリングでお お気軽にご相談ください。

 

薄毛の悩みから解放され、自信を取り戻すための第一歩を、今日から踏み出してみませんか。

 

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参考

日本皮膚科学会ガイドライン

監修

ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医 淺川 純平

 

淺川 純平
Revios MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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