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2025.02.05

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性病は何科を受診すればいいの?性別や症状で変わります!知っておきたい専門科もご紹介

 

「性病かもしれない」「病院で検査をしたい」と考えていても、どのような病院で、何科にかかればよいのかわからず悩んでしまうものです。

また、「病院に行くと周囲に性病にかかったことがバレるのでは」と不安に感じてしまう方も少なくないでしょう。

 

性病かもしれないときに、受診できる科は複数あり、病院や診療方法の選択によって安心して性病の検査・治療を受けられるようになる可能性があります。

 

今回は、性病かもしれないときに受診すべき科や保険診療と自由診療の違い、性病の検査・治療方法などについて解説します。

 

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性病かもしれないときに受診すべき科は?

男性が性病かもしれないときに受診すべき科には、泌尿器科、性感染症内科、メンズクリニックなどがあります。

 

泌尿器科は、男性生殖器系が専門の科です。尿道や陰茎に異常がある場合には、泌尿器科で性病の検査と治療をしてもらえます。

 

男性のさまざまな悩みや症状に対応するメンズクリニックでも、性病の検査や治療が可能です。

 

保健所では無料で性病検査が行えますが、検査できる日や種類が少なかったり、治療ができなかったりと不便な点も多くあります。

 

また、保健所で検査結果がでてから医療機関を受診するよりも、はじめから医療機関で検査を行い、治療をしてもらう方が治癒までにかかる期間も短く済むでしょう。

 

性病の治療をトータルでできる専門科もある

前述したように、性病を専門に診ている「性病科」を持つ医療機関もあります。

男性の性病治療では、男性の悩みをトータルでサポートしてくれるメンズクリニックも選択肢に入るでしょう。

 

メンズクリニックは男性専門の病院のため、通常の泌尿器科などのように女性とともに待合室や診察室前で待つことがありません。

また、メンズクリニックは美容クリニックでもあるため、性病科とは異なり通院時に性病治療であることを他者に知られることがないという点でも安心です。

 

さらに、メンズクリニックは性病の検査・治療だけでなく、性病の予防やその他の男性特有の悩みについて相談できることもメリットです。

 

保険診療と自由診療は何が違う?

性病の治療には、保険診療と自由診療があります。

 

保険診療は、自由診療と比較して診察料が安いことがメリットです。なるべく治療費を抑えたい場合は、保険診療の範囲内で治療してもらうことも可能です。

ただし、保険診療では原則として症状がない場合には検査や治療ができません。そのため、症状がない状態で検査する場合には自由診療となる点に注意が必要です。

 

自由診療のメリット

自由診療は、保険診療と比較して診察料が高いものの、保険診療にはないメリットがいくつかあります。

 

前述したように、自由診療では症状がない場合でも検査・治療が可能です。性病にかかっても、自覚症状がないケースは多々あります。

しかし、パートナーが性病であることが分かったときや、症状はないものの感染の可能性があるときなど、症状がない状態でも検査を受けたいことがあるでしょう。

 

このような場合、自由診療であれば検査を行い、その結果性病であることが分かったときにはすぐに治療を行えます。

 

また、自由診療であれば複数の性病をまとめて検査できます。即日検査などの特殊な検査や、保険診療の対象外となっている病気の検査・治療も可能です。

 

健康保険証を使用しない自由診療は、匿名で受診できるため家族やパートナー、会社に診療内容が伝わるリスクがないことも人によっては利点といえるでしょう。

 

自由診療のクリニックは、日曜や祝日、夜間でも対応していることがあります。急な発症でも対応してもらえる可能性があることもメリットです。

 

保険診療 メリット デメリット
保険診療 診察料が自由診療と比較して安い 症状がない場合には検査や治療ができない
自由診療 ・症状がなくとも検査・治療が可能
・即日検査などの性病検査が可能
・複数の性病をまとめて検査できる
・保険診療の対象外となっている病気の検査と治療が可能
・匿名で受診できるため周囲に診療内容が伝わらない
・日曜・祝日、夜間にも対応可能なクリニックが多くある
・即日検査などの性病検査ができない
・診察料が保険診療と比較して高い

性病の検査や治療方法は?

性病かもしれないとき、その検査や治療はどのようにして行われるのでしょうか詳しく見ていきましょう。

 

性病の検査方法

性病の検査では、尿や分泌物の検査や血液検査、うがいの検査などが行われます。検査を受ける前の飲食や運動などに制限はありません。

男性で淋菌やクラミジアの検査を受けたい方は、尿検査を行う関係上、検査直前の排尿は控える必要があります。

検査について不安がある場合には、医療機関に問い合わせてみるとよいでしょう。

 

また、一部の性病では自由診療で即日検査を選択できます。即日検査は、その名の通り数十分から数時間で検査結果がわかる検査です。

検査結果が出るまでに数日を要する通常検査と比較して精度が悪くなる場合があるものの、即日検査によってすぐに治療をスタートできるメリットがあります。

 

性病の治療方法

検査で陽性となった場合や、尿道炎などの症状がすでに出ている場合には治療が開始されます。

 

性病の治療では、抗菌薬(抗生物質)や痛み止め、炎症を抑える薬の服用や薬剤の塗布、点滴、筋肉注射などが行われます。治療期間は病気や状態によって異なりますが、1日~数週間が目安です。

 

代表的な性病の検査と治療方法については次の通りです。

 

 

病名 検査方法 治療方法
性器クラミジア感染症 尿や分泌物・うがいの検査 抗菌薬による治療
淋菌感染症 尿や分泌物・うがいの検査 抗菌薬による治療
尖圭コンジローマ イボを確認する 薬剤の塗布、イボを除去する外科治療
性器ヘルペス 水ぶくれの一部をこする検査、血液検査 抗ウイルス薬の服用や塗布、炎症を抑える薬、痛み止めの服用など

 

「性病かもしれない」と思ったらすぐに病院へ!

性病の可能性がある場合、泌尿器科や性病科のある医療機関のほか、メンズクリニックでも検査・治療をしてもらえます。

 

男性の悩みに特化したメンズクリニックでは、女性がおらず安心して通院できるだけでなく、美容クリニックでもあるため周囲に性病で通院していると思われることもありません。

また、自由診療を選択することで検査や治療の幅が広がるほか、匿名での受診が可能です。

 

性病と思われる症状がある場合や、自覚症状はなくとも感染の可能性がある場合には、ためらわず早めに病院で検査を受けましょう。

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参考

厚生労働省|性感染症mini講座

厚生労働省|性感染症の正しい知識

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