【ReVIOS】(レヴィオス)メンズ美容クリニック

性病検査のベストタイミングは?症状が出なくても受けるべき時期を解説

尿検査

 

性病検査は、早期発見・早期治療のために非常に重要です。しかし、「いつ検査を受けたら良いのかわからない」「症状がないから大丈夫だろう」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、性病検査を受けるべきベストタイミングを、性行為後、症状の有無、パートナーとの関係などさまざまな状況別にくわしく解説します。

 

性病検査を受けるのに良いタイミングを知り、自分自身とパートナーの健康を守るための適切な行動を取りたいとお考えの方はぜひ最後までご覧ください。

 

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性病検査を受けるべきタイミング

性病検査は、早期発見・早期治療のために非常に重要です。症状の有無にかかわらず、適切なタイミングで検査を受けるようにしましょう。

 

検査タイミングは、性行為の時期、パートナーとの関係、そして個々の状況によって異なります。

 

性行為後、どれくらいで検査を受けるべき?

性感染症にはそれぞれ潜伏期間があり、検査で正確な結果を得るためには、この期間を考慮すると良いと考えられます。主な性感染症の潜伏期間と、検査の精度について解説します。

 

主な性感染症の潜伏期間

性感染症の種類によって潜伏期間は大きく異なります。下記の表を目安に、ご自身の状況を確認しましょう。

性感染症 潜伏期間の目安
クラミジア 1~3週間
淋病 2~10日
梅毒 10日~3ヶ月
HIV 2週間~3ヶ月
尖圭コンジローマ 数週間~数ヶ月
トリコモナス症 4~28日
ヘルペス 2~10日

 

潜伏期間と検査精度の関係

潜伏期間中は、体内に病原体が存在していても、検査で検出されにくい状態です。しかし、「まだ潜伏期間だから検査を受けても意味がない」と自己判断するのではなく、不安なときは医療機関で相談するようにしてください。性感染症以外の疾患である可能性や、気づかないうちに病気が進行して重い症状や後遺症が残る可能性があるため、早期の受診・検査が重要です。

 

感染のリスクが高い行為から一定期間が経過しても症状が現れない場合でも、検査を受けることを検討し、医療機関を受診しましょう。感染初期には抗体が検出されない感染症もあるため、リスクのある行為から一定期間の後に再検査を受けることが推奨されている病気もあります。

 

症状が出ていない場合の検査タイミング

性感染症は、必ずしも症状が現れるとは限りません。無症状のまま感染を広げてしまう可能性もあるため、症状がなくても検査を受けることが重要です。

 

いつ性行為をしたか覚えていない場合

いつ性行為をしたか覚えていない場合、または最後に性行為をしてからどれくらい時間が経ったか不明な場合は、すぐに検査を受けることをおすすめします。

 

とくに、複数のパートナーと性行為をしている場合や、コンドームを常に使用していない場合は、定期的な検査が重要です。

 

【関連記事:梅毒の可能性が高い4つの症状とは?初期から潜伏期の特徴、検査・治療を解説

 

定期的な性病検査の重要性

性行為を継続的に行っている場合は、定期的に性病検査を受けることが自身の健康を守るうえで重要です。とくに、新しいパートナーができたときや、複数のパートナーと関係を持っている場合は、定期的な検査を心がけましょう。

 

具体的な検査頻度については、ご自身のリスクや状況に応じて医師と相談のうえ決めることをおすすめします。

 

パートナーとの関係における検査タイミング

パートナーとの関係においても、性病検査は重要な役割を果たします。お互いの健康を守るために、検査について話し合うことが大切です。

 

新しいパートナーとの性行為前

新しいパートナーと性行為を始める前に、お互いに性病検査を受けることを強くおすすめします。検査結果を共有し、お互いの健康を守りながら安心してスキンシップを図ることができます。

 

複数のパートナーがいる場合

複数のパートナーと性行為をしている場合は、より頻繁に性病検査を受ける必要があります。感染のリスクが高まるため、定期的な検査と適切な予防策の実施が不可欠です。パートナーの数や性行為の頻度に応じて、医師と相談し適切な検査スケジュールを立てるようにしましょう。

 

【関連記事:ドキシペップ解説!医師監修による性感染症予防に効果的な使い方とよくある質問

 

性病の種類別の検査タイミング

性感染症は種類によって潜伏期間(感染から症状が現れるまでの期間)が異なり、検査に最適なタイミングも異なります。主な性感染症の検査タイミングを解説します。

 

ここでお伝えするタイミングと異なる場合にも、少しでも不安があれば泌尿器科を受診して検査を受けることが大切です。

 

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クラミジア

クラミジアの初期症状は軽い場合が多いため、感染に気づかないまま進行することがあります。

 

感染の疑いがある場合は、症状がなくても定期的な検査を受けることが推奨されます。

 

淋病

淋病の潜伏期間は数日程度でクラミジアより短く、排尿痛や膿などの強い症状が現れることが多い病気です。

 

症状が出たらすぐに検査を受けることが推奨されます。

 

梅毒

梅毒は潜伏期間や症状に幅がある病気です。

 

感染初期には性器にしこりができるなどの症状が現れやすいとされています。その後一旦症状が落ち着いたり、全身に発疹が広がったりと、さまざまな段階があります。

 

梅毒の検査は、血液検査で行われます。感染が疑われる場合は、早ければ性行為から10日ほどで陽性反応が出ることがあるため、早期検査が重要です。

 

【関連記事:キスで梅毒はうつる?感染経路と予防策、早期発見の重要性を医師が解説

 

HIV

HIVは潜伏期間が非常に長く、初期症状も風邪に似ているため、感染に気づきにくい性感染症です。

 

HIV検査は、血液検査で行われます。感染の可能性があった場合は、少なくとも1ヶ月後に検査を受けることが推奨されます。また、感染リスクの高い行動を続けている場合は、定期的な検査が重要です。

 

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる性感染症です。潜伏期間に幅があり、性器にいぼ状の突起物が現れるのが特徴です。

 

いぼ状のものができた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。

 

トリコモナス症

トリコモナス症は、トリコモナス原虫という寄生虫によって引き起こされる性感染症です。潜伏期間は数日から数週間で、男性には排尿痛などの症状が現れることがありますが、無症状の場合も珍しくありません。

 

感染が疑われる場合は、性行為から1週間後以降に検査を受けることが推奨されます。

 

ヘルペス

性器ヘルペスは、単純ヘルペスウイルス(HSV)の感染によって引き起こされる性感染症です。潜伏期間数日程度で、性器周辺に水疱や痛みを伴う潰瘍が現れるのが特徴です。

 

症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。一度感染すると体内にウイルスが潜伏し続け、再発を繰り返す可能性があります。根気よく治療を行い、再発時の検査・受診も忘れないようにしましょう。

 

【関連記事:【医師監修】つらい性器ヘルペス再発を繰り返さない!原因と治療・対処法を解説

 

男性の性病検査の主な種類

男性が性病検査を受ける場合、主に以下の検査方法が用いられます。

 

血液検査

血液検査では、血液中の抗体やウイルスなどを検出することで、感染の有無を調べることができます。採血によって行われ、比較的痛みも少ない検査方法です。

 

尿検査

尿検査では、尿中の病原体を検出することで、クラミジア、淋病、トリコモナス症などの感染の有無を調べることができます。痛みもなく簡単に検査できる方法です。

 

市販の検査キット

ドラッグストアやオンラインで購入できる検査キットを利用する人もいます。

 

検査キットは手軽に検査できるというメリットがありますが、精度が医療機関での検査に比べて劣る可能性があり、検査キットで陽性反応が出た場合は再度受診して確定診断を受けなければなりません

 

また、検査キットの種類によっては、特定の性感染症しか検査できないものもあります。検査後の治療を考えると、医療機関で検査を受けることが最良の選択肢だと言えるでしょう。

 

病院に行くべきタイミング

性病の疑いがある場合、できるだけ早く医療機関を受診することが重要です。とくに以下の場合は、すぐに病院へ行きましょう。

 

性感染症の症状が出たとき

性感染症の症状はさまざまですが、以下のような症状が現れた場合は、性感染症の可能性を疑い、医療機関を受診しましょう。

 

代表的な性感染症の症状

●排尿痛
●性器のかゆみ
●性器の痛み
●性器からの異常な分泌物(膿、おりものなど)
●性器のしこりや潰瘍
●鼠径部(脚の付け根)のリンパ節の腫れ
●発熱
●倦怠感

 

不安な性交渉・性的接触のあと

コンドームを使用せずに性行為を行った場合や、性器の挿入以外の性的接触(オーラルセックスなど)があった場合、性感染症に感染している可能性があります。キスだけで感染する場合もあります。

 

感染の不安がある場合は、医療機関に相談し、検査を受けるようにしましょう。

 

【関連記事:キスで梅毒はうつる?感染経路と予防策、早期発見の重要性を医師が解説

 

新しいパートナーができたとき・妊活前

新しいパートナーと性行為を持つ前、あるいは妊活を行っている場合は、お互いの健康を守るためにも、性病検査を受けることが推奨されます。検査を受けることで、感染の有無を確認し、安心してパートナーとの関係を築くことができます。

 

性病検査を受ける際の注意点

性病検査を受ける際には、以下の点に注意しましょう。

 

医療機関の選び方

性病検査は、性感染症に精通した医療機関で受けることが重要です。男性の場合は泌尿器科専門医のいる医療機関を受診するようにしましょう。

 

また、プライバシーに配慮した検査体制が整っている医療機関を選ぶことも大切です。

 

検査結果の受け取り方

検査結果は、医療機関によって異なりますが、通常は数日~1週間程度でわかります。検査後即日で結果がわかるようなスピード検査に対応している医療機関であれば、すぐに治療を開始できるため、より良いでしょう。

 

検査結果が出たら、必ず医療機関で説明を受け、適切な治療や対応について相談しましょう。陽性だった場合は、パートナーにも検査を受けるように伝え、一緒に治療を受けることが重要です。

 

検査費用

性病検査の費用は、医療機関や検査項目によって異なります。保険適用される検査と、自費診療となる検査があるので、事前に医療機関に確認しておきましょう。

 

よくある質問

性病検査に関するよくある質問をまとめました。

 

性病検査を受けると会社にバレますか?

性病検査は個人情報保護法に基づき、プライバシーが保護されています。検査を受けたことが会社に知られることはありませんので、安心して検査を受けてください。

 

保険適用には条件がありますか?

性病の種類や検査内容・タイミングなどによって、健康保険が適用される場合と自由診療となる場合があります。同じ検査であっても、頻度や部位によって保険適用の条件がある場合もあります。

 

自費の検査になったとしても、検査を行うことが好ましい場合もあるため、医師とよく相談しましょう。

 

パートナーからうつされた気がします。どうやって伝えればよいですか?

あなた自身が検査を受け、結果が出れば客観的な情報として伝えやすくなるかもしれません。

 

パートナーの方も一緒に治療を受ける必要があるため、伝え方やパートナーの受診についても検査・診察の際に医師や看護師に相談してみることがおすすめです。

 

性病に感染したかもと思ったら泌尿器科で相談を

性病検査を受ける場合、潜伏期間を考慮したタイミングであれば最適です。しかし、自己判断で検査のタイミングを決めてしまうと、周囲に感染を広げてしまったり、症状に気づかず病気が進行してしまったりするリスクがあります。

 

タイミング以上に、泌尿器科のかかりつけ医を持ち、医師に相談して検査を受けることがなによりも大切なことです。

 

症状が出ていない場合でも、新しいパートナーとの性行為を考えている場合や複数のパートナーがいる場合、性病検査を受けることが推奨されます。定期的な健康診断の一環として泌尿器科での検査を受けましょう。

 

いつ性行為をしたか覚えていない場合でも、感染の可能性を考慮し検査を受けておく必要があります。早期発見・早期治療は、自分自身だけでなくパートナーの健康を守るためにも重要です。

 

ReVIOS大阪梅田院での性病検査について

メンズ専門クリニックReVIOS大阪梅田院では性感染症の検査を受けられ、オンラインで予約・相談が可能です。
※性感染症外来では診断のため、初診時、再診時ともに尿検査が必要となります。

 

平日20時まで検査が受けられ、JR大阪駅中央口から徒歩1分。梅田エリアの各路線の駅直結で雨に濡れることもありません。来院から最短30分で診察を終えられ、仕事帰りにも気軽に受診できます。

 

ReVIOSの診察は完全個室で行われ、泌尿器科専門医の診察が受けられるメンズ専門クリニックなので安心。保険診療にも対応しています。検査内容も相談が可能です。くわしくは以下のページをご覧ください。

 

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参考

感染症情報|厚生労働省
性感染症|国立感染症研究所
性器クラミジア感染症|国立感染症研究所
淋菌感染症|国立感染症研究所
梅毒|国立感染症研究所
HIV / AIDS|国立感染症研究所
尖圭コンジローマ|国立感染症研究所
性器ヘルペスウイルス感染症|国立感染症研究所

 

監修

 

淺川 純平
ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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