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2025.03.05

ドクターコラム

吐き気があるときに疑われる性病は?可能性のある性病とその症状について解説

 

性行為によって感染する性病(性感染症)の中には、症状として吐き気が出るものもあります。性病に心当たりがある場合には、胃腸炎や風邪などのほかに性病になっていないか確認することも大切です。

本記事では、吐き気があるときに疑われる性病や、可能性のある性病とその症状などについて解説します。

 

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性病によくある症状は?

性病(性感染症)とは、性行為によって体内に細菌やウイルスが侵入することで起こる感染症のことです。男性の場合、性病になると尿道にかゆみや痛みなどの症状があらわれることが多いです。

 

このような症状では、淋菌やクラミジアなどの感染を原因とする性病の可能性が高いでしょう。これら性病によくある症状がなく、吐き気が出る性病もいくつかあります。性器に異常がなく、吐き気だけがある場合でも、心当たりがあるときには性病を疑うことも必要です。

吐き気のある性病にはどのようなものがある?

淋菌やクラミジアを原因とする性病では、無症状のケースも多くありますが、性器に感染して症状が出る場合にはわかりやすい症状がみられます。このような症状がなく吐き気があるケースでは、次のような性病の可能性があります。

梅毒

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる性病です。近年では感染報告数が増加傾向にあり、厚生労働省も注意を呼びかけている性病でもあります。

 

感染した場合、全身にさまざまな症状があらわれ、進行すると脳や心臓に重大な合併症を引き起こすことがあるため注意が必要です。

 

梅毒の特徴として、病期によって症状が出現する部位や内容が異なるというものがあります。感染後に梅毒の治療を行わなかった場合、次のような経過をたどります。

 

病期 症状があらわれる時期 症状
I期顕症梅毒 感染後数週間 性器や口の中、肛門など、梅毒トレポネーマが侵入した部位にしこりや潰瘍ができる。鼠径部(股の付け根の部分)のリンパ節が腫れる。いずれも痛みを伴わないことが多く、治療をせずに自然に消失することがある。
II期顕症梅毒 感染後数か月 感染から3か月ほどで梅毒トレポネーマが血液によって全身に運ばれる。このころ、体全体に症状があらわれるようになる。バラ疹と呼ばれる赤色の発疹が手のひらや足の裏、体幹部などにあらわれることがある。肝臓や腎臓をはじめとする臓器に症状が出ることもある。バラ疹は数週間程度で自然に消失することがある。
晩期顕性梅毒 感染後数年 感染から数年が経つと、ゴム腫と呼ばれるゴムのような腫瘤が皮膚や筋肉、骨などにあらわれるようになる。ゴム腫は周囲の組織を破壊することがある。そのほか、大動脈瘤などのリスクがある心血管梅毒や、精神症状・認知機能の低下などを伴う進行麻痺、歩行障害などを伴う脊髄癆(せきずいろう)がみられることもある。

 

古くは「不治の病」として恐れられていた梅毒ですが、現在では早期の適切な治療で完治します。そのため、晩期顕性梅毒までいたることは少ないです。ただし、治療せずに放置していた場合には、晩期顕性梅毒まで進行し、血管や神経にも異常があらわれるようになり、頭痛や吐き気などの症状が出ることがあります。

B型肝炎やC型肝炎

B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)が血液や体液を介して感染する肝臓の病気です。急性B型肝炎の多くは、性行為による感染とみられています。B型肝炎は、感染した時期や健康状態によって一過性の感染となるケースと、生涯感染が継続するケースがあります。

 

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染することで発症する肝臓の病気です。B型肝炎と同じく、血液や体液を介して感染するため、性行為でも感染することがあります。C型肝炎の場合、約7割が生涯にわたり感染が継続するとされています。

 

B型肝炎やC型肝炎になると、全身の倦怠感や食欲不振、発熱、吐き気などの症状があらわれます。放置していると、慢性肝炎や肝硬変、肝がんなどに進行する可能性がある点に注意しましょう。

 

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれています。肝臓に異常があっても自覚症状がないまま病気が進行してしまうことがあります。

 

前述した症状のほかに、白目の部分が黄色くなるなど、黄疸の症状がみられる場合にはすぐに医療機関で検査を受けましょう。ただし、C型肝炎では黄疸が出にくいこともあるため、黄疸が出ていなくとも、全身に症状がみられる場合にはすぐに検査を受けることをおすすめします。

 

HIV(Human Immunodeficiency Virus:ヒト免疫不全ウイルス)/エイズ

エイズ(Acquired Immunodeficiency Syndrome:AIDS)の原因であるHIVは、血液や体液などを介して感染する感染症です。性行為によっても感染し、日本では毎年1,500人前後の新規感染者が確認されています。

 

HIVには、初感染期、無症候期、エイズ期があり、罹患後2~6週間の初感染期では、発熱やリンパの腫れ、筋肉痛、頭痛、吐き気、嘔吐などの症状がみられます。

 

近年では、抗HIV療法(HAART)による治療が可能です。治療せずにいると免疫力が低下し、感染からおよそ数年で日和見感染症や悪性腫瘍を発症するエイズになってしまうことがあります。エイズ期まで進行しないよう、全身症状があらわれている場合には、早めに医療機関で検査を受けましょう。

 

医療機関で検査・診断を受けることが大切

吐き気や全身症状がある場合、性病だけでなくさまざまな病気が考えられます。例えば、激しい吐き気と頭痛がある場合には、脳に関する病気の可能性があります。

 

何らかの症状がある場合には、「おそらく性病だろう」「このくらいであれば我慢できるから自宅で安静にしておこう」と軽く見ず、医療機関を受診しましょう。吐き気の症状がある性病も、重症化する可能性があります。どちらにせよ、医療機関を受診して検査・治療を受けることが大切です。

 

梅毒は性感染症予防薬(ドキシペップ:Doxy-PEP)による予防も可能

吐き気の症状が出る性病のうち、梅毒は性感染症予防薬(ドキシペップ:Doxy-PEP)による予防が可能です。ドキシペップは、性交渉後72時間以内に抗生物質のドキシサイクリン(ビブラマイシン)を服用することで梅毒・淋病・クラミジアを予防できる性病予防薬です。

 

特に、菌量が増える前の24時間以内に服用することが望ましいとされています。ドキシペップの感染予防効果は、梅毒で87%、淋病55%、クラミジア88%といわれています(2022年7月国際エイズ学会発表の数値)。

 

ただし、日光過敏症の方や、テトラサイクリン系のアレルギーのある方は服用できないため、医師によく相談しましょう。

 

吐き気の症状はさまざまな病気の可能性アリ!はやめの受診を

吐き気の症状がある場合、性病では梅毒やB型肝炎・C型肝炎、HIVなどの可能性があります。これらの性病は放置するとさまざまなリスクにつながるため、早期に医療機関にて検査・治療を受けることが大切です。

 

また、吐き気や全身症状がある場合、性病だけでなくさまざまな病気が考えられます。どちらにせよ、きちんと医療機関にて調べてもらうことをおすすめします。梅毒を予防したい場合には性感染症予防薬の活用も視野に入れ、医師に相談してみましょう。

ReVIOS大阪梅田院での性病検査について

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メンズ専門クリニックReVIOS大阪梅田院では性感染症の検査を受けられ、オンラインで予約・相談が可能です。
※性感染症外来では診断のため、初診時、再診時ともに尿検査が必要となります。

 

平日20時まで検査が受けられ、JR大阪駅中央口から徒歩1分。梅田エリアの各路線の駅直結で雨に濡れることもありません。来院から最短30分で診察を終えられ、仕事帰りにも気軽に受診できます。

 

ReVIOSの診察は完全個室で行われ、泌尿器科専門医の診察が受けられるメンズ専門クリニックなので安心。保険診療にも対応しています。検査内容も相談が可能です。くわしくは以下のページをご覧ください。

 

 

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参考

日本性感染症学会誌|ガイドライン2016

 

監修

ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医 淺川 純平

 

淺川 純平
ReVIOS MEN’S CLINIC院長・泌尿器科専門医

 

泌尿器科専門医として長年にわたり幅広い男性診療経験をもっています。
特に専門性が高いのは、包茎手術・性感染症治療・ED治療・男性ホルモン治療の分野。多くの患者様から信頼を集めています。
医療の現場で培った知識をもとに、SNSやコラムを通じて正しい医療情報を発信中。患者様お一人おひとりの不安に寄り添い、安心して治療を受けていただける環境づくりを心掛けています。
このコラムではそんな院長の信念のもと、わかりやすく正確な情報をお届けしています。

 

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